カーテンは部屋の雰囲気を変えるチカラを持つ重要なアイテム。そんなカーテンを活用したインテリアコーディネートとはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、カーテンを活かしたコーディネートや、カーテンの一種であるブラインドの特徴をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
カーテンといえば、レースと厚手生地のドレープカーテンの組み合わせが一般的です。しかし、近年では遮熱やUVカット効果が高く、透けて見えないレースカーテンも販売されています。ここでは光を取り入れた非遮光カーテンのインテリアコーディネートを紹介します。
朝目覚めるときに、朝日が部屋に差し込んでだんだんと部屋が明るくなる環境は、体内時計を整える働きがあります。紫外線やプライバシーの観点にも配慮したカーテンを取り入れ、光を活かした部屋づくりでスッキリとした朝を迎えませんか。
家具とカーテンを同じ色に統一することで、まとまりやすく落ち着いた雰囲気を演出できます。ベージュや茶色などのなじみやすい色でまとめることで、部屋全体を温かみがありリラックスする空間へ。寝室やリビングなど、ゆったりと過ごしたい空間で取り入れるのがおすすめです。
模様入りのレースカーテンは見た目を華やかにしてくれます。また、光が差し込むことで模様の陰影を映し出し、部屋をさらに上品に演出してくれますよ。
大き目のボーダー柄カーテンは、落ち着きがありスタイリッシュな印象に。外からの自然な光を楽しめます。また、カントリー家具とも相性が良く、程よく差し込んだ光が温かい雰囲気の空間を作りだします。
ブラインドは、羽を動かして太陽の高さや方向に応じて調整することができるので、外からの光をうまく取り入れることができるアイテムです。カーテンの代わりにブラインドを活用することで部屋の印象をさらにガラッと変えることができますよ。ここでは、そんなブラインドの基本的な役割について紹介します。
ブラインドの羽の角度を調整することによって、入ってくる光の量や風通しを加減することができます。夏場の強い太陽の光を抑えつつ、部屋に風を通して涼しい環境に。冬は部屋に日差しを取り入れ暖かく明るい空間にしてくれます。
遮熱や保温効果のあるブラインド。夏は日光や西日を遮断し冷房の効果をアップさせます。より効果を高めるためには熱を吸収しにくい白、または明るい色のブラインドを取り付けるのがおすすめ。一方、冬は部屋の暖かい空気を外へ逃がすのを抑えて保温効果を上げてくれます。
羽の角度を調整することで、光は入っても外から中の様子は見えないように視界を遮ることが可能です。
ブラインドには「横ブラインド」と「縦ブラインド」の2種類あり、それぞれで見せ方が異なります。
種類や色が豊富な横型ブラインドは、好みのテイストに合わせてチョイスしやすいのが特徴。木製のスラット(羽根)を使用することで、存在感や重厚感を出すことができます。また、アジアンテイストのインテリアにもマッチしますよ。
アルミのブラインドはシャープでスタイリッシュな印象を与えるため、スッキリとした部屋に見せたいときにおすすめです。
細長いスラットを垂直に並べたものを縦型ブラインドといいます。横型とは違い、スラットを左右へ動かし光や視線を調整する縦型ブラインド。冬の朝日や太陽、西日などの低い日差しを調整するのを得意としており、光の調整をしやすいのが特徴。ブラインドとカーテンの良い部分を兼ね備えています。縦のスラットがシャープな雰囲気を作りだし、おしゃれな部屋を演出。また、羽根を全開にしなくても人の出入りができるため、高さや幅のある掃き出し窓によく使用されます。
部屋の印象は家具だけでなく、カーテン1つにしても空間の印象を決めるキーアイテムとなります。カーテンにもさまざまな種類や素材があり、部屋のテイストや好みに合わせてチョイスすることで部屋全体の雰囲気を大きく変えることが可能です。カーテンの機能性を把握しつつ、うまく活用することで部屋全体の雰囲気を作りだし、よりおしゃれな空間づくりができますよ。